
2023年1月からGarmin(ガーミン)というスマートウォッチで睡眠管理をし始めて、約1年が経過しました。
睡眠管理といっても、やってきたことは腕時計を付けて寝るだけ。日々アプリに睡眠時間や眠りの質のデータが記録されるので、
- 睡眠時間を7時間は確保する
- なるべく眠りの質を良くする
など、できる範囲で気を付けて生活した結果、美容やダイエット、仕事にまで良い影響が出てびっくり!当たり前かもしれないけど、睡眠って人間の体にこの上なく重要なんですね。
生活の根本に「睡眠」があって、そこを改善すれば、自然と体や仕事のパフォーマンスが上がるんだな〜と実感してます。
今年の目標は「毎日7.5時間睡眠」のみ!
わたしの今年の目標は、「毎日7.5時間睡眠」の1つだけです。これまでは、
- 3kg痩せる
- 毛穴を目立たなくする
- 仕事で前年比120%の結果を出す
- 月に2冊は本を読む
みたいな感じで、年初にダイエット、美容、仕事、趣味などいろんな目標を立てていました。でも、2月くらいには目標の存在すら忘れて、三日坊主になることがほとんどでした。
結局は「目標を立てる」という一過性のイベントを楽しんで終わり……というのが毎年のあるあるでした。
それも悪くはないけど、できればより良い自分になりたいということで、今年は熟考の結果、目標はシンプルなもの1つだけを設定してみました。
三日坊主の女王のわたしでも、目標が1つしかなければさすがにやれるでしょ!という発想です。
睡眠の質を可視化できるスマートウォッチ
とはいえ、いくら目標を1つに絞っても、進捗を目視で確認できないとモチベーションも上がらないし、継続するのは難しい。
そこで年初に、思い切って睡眠時間や睡眠の質を可視化できるスマートウォッチを購入していました!

わたしが購入したのはGarmin(ガーミン)というスマートウォッチで、価格と機能のバランスが良くコスパが良いのが魅力。
スマホのアプリと連動させると、日々の睡眠時間や睡眠の質をグラフ化してくれます。

ベッドに入ってから眠りにつくまでに何分かかっているのか、入眠後深い睡眠に入るまでどのくらいかかったのか……が一目でわかって、眺めているだけでも面白い!
日々の睡眠時間を一覧にすることもできるので、「毎日7.5時間睡眠」の達成度もすぐにわかってモチベーションが上がります。
実際、ガーミンを導入してからは、週に5日は7.5時間睡眠を達成できるようになりました。わたしは元々、かなりの夜更かしやさんだったので、これはものすごい進歩です……!

ちなみに、わたしが使っているのはガーミンの中でも「Garmin lily」というタイプで、見た目がシンプル、女性向けデザインなところがお気に入り。
スマートウォッチはゴツゴツしてスポーティーなものも多いなか、Garmin lilyは普通の腕時計に近いデザインに惹かれました。
Garmin lilyと似た機能を持ったスマートウォッチは他にもあったけれど、Garmin lily以上にメカっぽくないスマートウォッチは他になかなかないと思います。

睡眠について以外にも、歩数や心拍数、消費カロリーなどをリアルタイムで確認できるので、日中の健康管理にもかなり使えています!
そんなGarmin lilyの価格は、約3万円。最初「高いな」と思ったけれど、毎日使うものだし、好みのデザインの道具でないとモチベーションも上がりません。
何より安定して睡眠時間を確保できるようになったおかげで、美容やダイエット、仕事面でも色んな良い影響が出ており、その恩恵を思えば安い買い物だったと感じるほどです!
睡眠はダイエット、美容、仕事にも効く!
スマートウォッチで睡眠管理をする前の、わたしの平均睡眠時間は6時間程度でした。当時と約7.5時間睡眠の今を比較すると、主に
- ダイエット
- 美容
- 仕事(集中力・判断力)
の面で、いろんな良い影響が出ているのを実感しています。
「寝不足はダイエットの敵」
たとえばダイエット。
前々から、どうも寝不足の日は惰性でダラダラ食べちゃったり、ジャンクフードを欲することが多いな~という気はしていたのですが、睡眠管理を始めて確信に変わりました。
わたし、睡眠時間が6時間を切ると、明らかに無駄食いが増えてるじゃん!!!生理前だから~とか自分に言い訳ししてたけど、ただの寝不足じゃん!!!

一方、意識して睡眠時間を確保するようになってからは、「お腹は空いてないけど何か食べたい」と思うことが著しく減って、以前より体重管理がずっと簡単になりました。
調べてみると、睡眠と肥満の関係にかんする研究はたくさんあって、科学界ではすでに常識のようです。たとえば2017年に筑波大学が公開した「寝不足はダイエットの敵」というタイトルのリリース。
世の中には低カロリーな置き換え食品や、食欲を抑える漢方みたいな商品が溢れているけれど、まずはしっかり寝ることが大切なんだ実感しています。何より寝るのはタダで出来ること!

睡眠が美肌をつくる
そしてたくさん寝ていると、肌の調子はすこぶる良くなります!7.5時間睡眠を2週間くらい続けていると、明らかに肌がプリプリしてきて人から気付かれるほどでした。
わたしは生まれつきアトピーで、症状がとくに酷かった高校時代は「アトピー日記」をつけていました。食べた物や塗った薬の種類、体調を記録して、何が自分の肌に1番効くのか?を探るための日記です。

「アトピーを劇的に改善してくれる薬や食べ物が見つかるかも?!」と期待して始めた記録でしたが、「たくさん寝ると肌荒れが治る」という、地味すぎる結果に落ちついた過去があります。
そうなんだよね、結局は睡眠なんだよね〜と、10年以上後の今も同じことを実感しているあたり、「睡眠が美肌をつくる」は真理なんだなと思います。
IQ180でも「8時間睡眠は必須」
新型コロナ対策で、日本でも大きな注目を集めた台湾デジタル担当大臣のオードリー・タンさん。デジタル技術を駆使したコロナ対策をものすごいスピード感で導入していった、IQ180の天才政治家です。

様々なメディアでインタビューされる中で、オードリーさんが繰り返し言及しているのが「睡眠の重要性」について。
IQ180の天才に8時間睡眠が必要なら、凡人のわたしにとっての7.5時間睡眠は最低ラインもいいところ。
実際、よく眠れた日は仕事に集中できるし、意思決定のスピードや質もアップしている実感があります。PCを再起動した後みたいに、脳のメモリが解放されて思考がクリアになる感じ!
読書や勉強にも集中力の質は関係してくるし、たっぷり寝ることのメリットは、想像している以上に広範囲にわたるのだと思います。
夜更かしやさんこそ睡眠管理を
ここまで「毎日7.5時間睡眠」のメリットを書いてきたけど、シンプルに
- 朝スッキリ起きられて気分が良い
- ポジティブで機嫌のいい自分でいられる
- 心に余裕があるので、人に優しくできる
みたいなことが、実は一番のメリットな気もしています。やっぱり、毎日を気分よく過ごせるのが一番大切!
そして、「わかってはいるけど、どうしても夜更かしを止められない……」という、かつてのわたしみたいな夜更かしっ子の皆さんには、睡眠を可視化できるようにスマートウォッチの活用をオススメします!